アリ・モール@マニラ
「引っ越しの日にちがどんどん変わり、対応に振り回されている」って自分に言い訳してあまり訓練できていません。
これではいかん!と昨日からThis American life でシャドーイングをしています。
リプロや通訳訓練の教材を探しつつ、まずはすぐできることから・・・。
でもシャドーイングってあまり役に立っている感じがしません。
私には遅効性なのかもしれません。
いつも聞いている60 minutesでモハメド・アリの話が出ていました。
この人の名前を聞くと思い出すのが、フィリピンのアリ・モール。
マニラでタクシーに乗った時に、運転手さんから「アリ・モールはモハメド・アリがつくったんだよ」と言われました。
そうなんだ!と素直に信じて、友達に言ったら誰一人信じてくれず「それは嘘だろう」という結論になりました。
調べてみたら、1975年にマニラでアリがジョー・フレージャーに勝利したのを称えて名前が付けられたそうです。完成が1976年という、かなり古いショッピング・モールでした。
Wikipediaの説明だと、明示的に「アリが建てた」とは書いてないですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ali_Mall
英語とタガログ語で話していたと思うので、多分私が勘違いしたんでしょう。
バナナの皮
日曜はレッドブルエアレースをストリームで観戦していました。
室屋選手、初の優勝ですね。
Final4の2番手で飛んで暫定一位、そのあとの二人が途中までは室屋さんよりいい記録を出しながらも後半で遅れて室屋さんの一位が決まった瞬間、
隣の飛行機マニアがすごい興奮して喜んでいました(私も嬉しかった)。
去年は初めて見たこともあり楽しみ切れていなかった気がするのですが、
今年は出場者や流れもわかっていたので楽しめました。
操縦技術はどの選手も最高レベルの中、1分強の超集中とプレッシャーや興奮に負けない精神力がものを言うレースだと感じました。
あと、運!順番に飛ぶので、風などの天候要素にも大きく左右されます。
土曜に飛べなかったせいか、round of 14では選手もやりにくそうに見えました。
室屋さんはスモークが出ずに+1秒だったのですが、体勢を崩さずに見事通過。
遅れをとると気が焦ってオーバーGでDNF(Do Not finish)になってしまう選手がいる中、冷静に対応していました。
どの選手も最高の技術を持っているので、飛んでいる様子はもとより
実況中継も楽しみました。
"banana skin"を連発してましたね。
初めて聞きましたが、「意味は分かる、どう訳そう」っいう表現です。
Final4まではトーナメント戦なので、最初の選手がいい記録を出すと二番手の選手は失敗をしやすくなる、というところで使われていたと思います。
記憶違いだったらごめんなさい。
久しぶりに楽しいスポーツ観戦でした。
忙しい、は言い訳にならない
ゴールデンウィークはあっという間に過ぎ、短期契約のお仕事の終わりに向けて忙しい二週間でした。
引っ越しはさらに延期になり、また1週間の契約更新となったので、来週も働くのであまり変わりのない日々です。
昨日は職場で大きな慰労会(?)兼懇親会があったので参加しました。
インド人も日本人も思いっきりはじけていて面白かったです。
フツーのインドカレー屋さんだったので、カレーはフツーだったのですが、choyelaという鶏肉と玉ねぎとニンニク、ショウガを和えた料理がおいしかったです。
でも昼間に、こんな宴会の前になぜ?って感じで揚げパン(arisa)の配給があり結構胃にくる一日でした。
引っ越し準備で忙しい気もするのですが、学校に行ってない分時間はあるはず。
もっと勉強しないとなー、と思いつつ・・・
最近読んだ本
パリの国連で夢を食う (川内有緒)
パリで飯を食う (川内有緒)
一冊目の「パリの国連で夢を食う」がとても面白かったので、続けて「パリで飯を食う」も読みました。
パリの国連で夢を食う:タイトルそのまんまですが、パリの国連に就職した著者のパリ生活や国連での様子が、飾らない視点で書かれています。
夢を食う、というのは国際協力に携わる人と話をすると出てくる感覚です。
国連での内情が混沌としていてリアルでした(見たことないけど)。
パリで飯を食う:パリに住んでいる人々にインタビューをして、彼らがどうしてここにきて、何を考え、どう生きているのかをつづったドキュメンタリーのような本です。
本の趣味の合わない夫も、これは面白いと言って読んでました。
きみはあかちゃん (川上未映子)
妹がもうすぐ出産、というときに読んだ本です。
勧めようとしたらもう生まれちゃったんですが、このエッセイ自体がとても面白いので産む人も産みおわった人も、産んでない人でも楽しめると思います。
妊婦の心の不安定さや苛立ちや、体の変化に対する驚きや、怒り(?)がそのまま書かれています。
妊婦や、出産直後の女性はもっと自己主張していいと思います。
震災学入門 (金菱清)
熊本地震の後に読んだ本です。これまで一般的にとられてきた防災や復興のやり方に疑問を呈し、そこに住んでいた(住んでいる)人々が納得できるやり方をとろう、という内容でした。
頭では、効率的、合理的な対策講じればいいと分かっていても心がついていかない。
一人ひとりがまったく違う状況や心情なのに、被災者、とひとくくりにした対応をされてしまう。
平等性を確保するために行われたことが、当事者にとって不利益を引き起こしている。
など、もちろんニュースで見聞きしたこともありますが、「津波に襲われた村はみんなで安全なところに移転すればいいのに」とか「放射線がまだ高い地域で農業をするんだろう」という私の安直な考えに大きく響きました。
牛農家の人が売ることができなくなった自分の牛にもちゃんと餌をやりに行った理由には、損得を基準に考えていたことを反省させられました。
重い障害を生きるということ (髙谷清)
重度の障碍者への福祉の状況と歴史、重度障碍者のことをどう考えればよいのかを書いた一般人向けの本です。
コミュニケーションをとることが難しい障碍を持った人に会ったとき、「困惑」します。それは、かわいそうとも違う感情なのですが、自分の中でも整理ができませんでした。
一人ではご飯を食べられない、24時間の介護が必要な人がどう感じているのか。
発達遅延の人が自分の生活(生きていること)をどう感じているのか。
幸せなのか。
単に重い障碍者というだけでなく、これから確実に自分の祖父母、両親、そして自分も同じように何もできない状態になる可能性があります(事故や加齢で)。
動けなくなったら殺してほしい、とか人に迷惑かけるなら死にたい、とかいう人もいます。でも、それが「社会からの無言の圧力」だったら怖い。
本の最後の方にあった言葉が、私の中にあったモヤモヤに少し光をさしてくれました。
止まった時計 (松本麗華)
麻原彰晃死刑囚の三女の手記です。
オームの話や、事件の話よりも、警察や公安やマスコミ、さらに児童相談所や学校の対応の話がとてもひどいと思いました。
著者は事件当時11歳(つまり未成年で、義務教育の途中)なのに学校にも拒否されるわ、国としての保護もしてもらえないわ。どういうことなんでしょうか。
この方に限らず、犯罪者の身内に対して人権を無視した対応がとられているのなら、それは単に犯罪者を増やすだけなのではないかと思いました。
今は、塩野七生のローマは一日にして成らずを文庫で読んでます。
面白いし、勉強にもなるので中高生の時に読めばよかった!
しかし人名地名が覚えにくいです。
うう、心臓が・・・
前半の三連休は緊急の翻訳(日英)のお仕事をもらって、3日間ほぼ座りっぱなしでした。
お昼を食べる時だけ立って、台所でそのまま食べてました。
長く座っていると、座りたくなくなりますね。
前の週から連続して10日も翻訳し続けていたせいか、単なる運動不足か、心臓が痛くなってきました。
正確に言うと胸郭が凝り固まった感じ。
まったく翻訳したことのない形式の文書だったのでかなり骨が折れました。
お役所系、契約書のような文体はテンプレートがないと大変です。
これで次に同じような依頼があったらきっと楽になる、と信じてせっせと仕事をしてました。
NHK大河ドラマ真田丸で「丹田ですよ!」と言っていたので、丹田呼吸(?)をしてみたところちょっと改善したような、そうでもないような。
腹筋がないので息を吐くときに量をうまくコントロールできないです。
依頼者は、その翻訳をもって今日からアメリカ出張だそうです。
役に立つといいな。
お仕事、はじめました
引っ越す引っ越すと言っておきながらなかなか移動できないままなので、元の古巣に短期で仕事をもらいました。
先週も一件お仕事をいただいたのですが、皆さん英語でお話になるので通訳は入用ではありませんでした。
でも事前準備の分自分の知識が増えたのはありがたいのです。
海上用電源機器(大型タンカーで使う特殊用途の電源)のお仕事でした。
業界についてとバラスト水問題についてかなり勉強できました。
海事関係は結構面白いですね。
九州は長崎に造船関係の仕事があるので、狙って見ようかと思ってます。
古巣は、インド系IT会社のプロジェクト。
初日に行ったら、誰も来ていなくて30分くらい手持無沙汰でした。
三々五々出社するインド人と、お客さん(客先常駐なので)たちから歓迎を受け、久しぶりの自動車製造プロセス用語に向き合いました。
うーん、のどか。
引っ越し(九州)が済んでいたら熊本にお手伝いに行けたんだけどな。
春のしまい忘れた猫たち
先日多摩川沿いを歩いた時に出会った猫たち。
あったかいからか気が緩んだのか、舌をしまい忘れた猫が3匹もいました。
ふわふわ茶色とかゆそうな黒はたぶん兄弟で、お互いに毛づくろいしてました。
順番に舌をしまい忘れていたのがかわいかった(写真におさめられず残念)。
もう一匹は出しっぱなしでした。
あえて注意せずに写真を撮って証拠としました。
通訳と翻訳
地方に引っ越すため、仕事をどうしようかと考えています。
通訳の仕事があればやりたいのですが、逐次だけだとかなり限定されそうです。
時々知人のつてで直接翻訳の仕事をもらっているので、翻訳に軸足を移したほうがよいのかな、と迷ってます。
とりあえず翻訳エージェントには登録しました(通訳の登録もしているところ)。
大学の卒業証明書まで取り寄せての登録になりました。
名古屋にある大学なので郵送で申請したら電話で確認がきました。
教務部の人って親切だな、そういえば在学中も親切だったな、と思い出しました。
大きな大学だったので自分の学部の教務の人しか知りませんが。
通訳の仕事の選択肢としては、定期的に大都市圏にきて短期の仕事をするか
地方で社内通訳の仕事などを見つけるのが妥当なのかもしれません。
(定期的に東京に滞在して仕事をしている友人の例があるので)
翻訳は先日、翻訳コースの入学試験を受けました。
英日では表現の工夫ができている、日英は自然で、稚拙でないとあった一方
どちらも原文の解釈で微妙なずれがある、と指摘されたので自分の課題にします。
この課題は通訳での訳出を磨いてゆくうえでも役に立つはず。
翻訳コース受講は、引っ越しのばたばたもありまだ迷ってます。