ほにやら日記(翻訳のお仕事と通訳訓練)

翻訳したり短歌書いたりギター弾いたりしてます。一人で通訳の訓練をしてます。

風邪

久しぶりに風邪をひいてダウン。

 

週末、通訳学校の勉強をしようと机に向うも「あれ?集中できない」と言う状態だったのですが、暑いからかと思ってました(エアコンをつけていないから)。

どうも体もだるいけど、猛暑日だから夏バテかな、と昼寝をしてみたり。

確かにのどの調子が少しおかしかったのでうがいをして、龍角散を飲んだりしていたのですが、夜になってついに銀ぎょう散に手が伸びたところで「あ、風邪かも」と気が付きました。

 

気づくのが遅かったせいか、結局月曜は発熱。

今日は授業があるのに、痰が絡んで咳が出るので出席は見送りました。

悔しい。。。復習も予習もばっちりなのに。

 

でも咳が出ると他の生徒さんの邪魔になるんですよね。いかんいかん。

 

体力って大事ですね。

フリーの通訳(学校の先生は殆どがそうですが)は身体が資本。

「体力が大事なのよ。必要があれば徹夜できる身体と、時間がなくても資料を読める集中力が大事」と言うメッセージは受け取っていたのに。

 

今年はもう風邪ひかないように気を付けます。

あと、体力つけます。

 

 

寝てたので、読書が進みました。

 

志賀直哉 小僧の神様・城の崎にて

短編集です。

「佐々木の場合」と遠藤周作の「わたしが・棄てた・おんな」との違いについては、「佐々木の場合」は執着心がないと言うか、ねちねちしてないんです。あと、女を見下してはいるんですが、愛してもいる。「わたしが・・・」は、自分のことが気になりすぎて他人にまで気が回らないと言うか、思い込みが強いと言うか、他人のことをこんな風に考えている自分が大好き、って感じです。もちろん遠藤周作の暗く重苦しい作品も(変なエッセイも)好きなんですが、志賀直哉のいい意味で airy fairy (ふわふわ自由な)な文章は読んでいて心地いいです。

ただ、「十一月三日午後の事」とか「瑣事」など、背景がよくわからないものもありました。

 

気に行ったのは、流行感冒、雨蛙、転生、冬の往来など。

 

 

読み始めた本

マヨラナ 消えた天才学者を追う (ジョアオ・マゲイジョ 著、塩原通緒 訳)

まだ三分の一くらいですが、話は面白いです。

ちなみに、高校の理科Ⅰ(って今でもそういう区分けなのか?)の化学の原子の成り立ちがよくわかんなけりゃこの本読むといいんじゃないかと思う。