どこまでが「common」か
昨日家で家人に(冗談で)「たて、万国の労働者よ」と言ったら、「何それ?」と言われました。
自分でもどこでそんなフレーズを拾ってきたのか分かりませんが、20代前半には知っていたような気がします(多分漫画の中で覚えた)。
全然違う場所では、「ベンチャーズのの音楽みたいな話し方をする人がいるんだよね」、と(推定)同世代の人に言ったら「誰それ?」と言われました。
逆に、当たり前のように言われたことが私だけピンと来なくて頭の中が疑問符でいっぱいになることもある。
話は飛んで、ジブリの映画「風立ちぬ」では主人公とヒロインが「Le vent se lève」「 il faut tenter de vivre」と言葉を交わして、お互いに「あ、知ってるんだ」ってなってました。
昔のインテリ層は、最低これは読んでいなきゃ、というコンセンサスがあった。
マルクスとか、寺山とか・・・
これだけ多様になって、「知識はインターネットで探すもの」になっている今、インテリの定義はどう変わっているのかな、と思いました。