ほにやら日記(翻訳のお仕事と通訳訓練)

翻訳したり短歌書いたりギター弾いたりしてます。一人で通訳の訓練をしてます。

読書備忘録

通訳の訓練をしていて痛感するのが記憶の曖昧さ。
分かった、覚えた、と思っていても再生できない。

何より悔しいのは、同じ範囲を対象とした単語テストなのにまた覚え直しが必要なことです。


日常の中にもがっかりな記憶違いが潜んでいます。
ABC murdersを多分3-4時間で読んだ、と思っていたのですが、今回The clocksの読書時間を(割と)正確に記録してみたところ6時間4分かかっていました。
ABC murders が220ページ、The clocks が250ページと考えても、3-4時間では読んでいなかったのではないか。


思ったよりさらに英文を読むスピードが遅いことがよく分かりました。


調べ物でなくて読書なので、そんなに早く読まなくても、と言われることもありますが
この速度はちょっと遅い気がします。
やはり、250ページくらいのAgatha Christieの作品なら、3時間くらいで読了できるようになるのが目標です。


次は日本語の分厚い本を読む予定。


モンサント (マニー・モニク・ロバン)

モンサント、は遺伝子組み換え作物GMO)を作っているアメリカの会社です。
15年以上前、高校の生物教師をしている友人に「遺伝子組み換え植物は食べたくない」といったら
「でもね、病害虫に負けない植物には農薬の使用が少なくて済むんだよ。残留農薬のリスクと遺伝子組み換えのリスクを比較しなきゃ分からないんだよ」と言われたことをよく覚えています。

でも、強い農薬に耐える植物を作って、雑草だけ根こそぎ枯らす、というやり方はどうなのかな。
それだけ強い農薬を使うことによる土壌への影響、雑草を根こそぎ枯らすことによる生態系への影響(昆虫や微生物にも影響が出ます)。雨で流された土壌中の農薬が川や池に入り、底に蓄積したものをプランクトン→魚経由で人間が摂取する可能性。

日本でも数種類のGMOが許可されており、最近そこにパパイヤが加わりました。
「始めてしまえばこっちのもの」と言う風に見えてしまいます。


まぁ、とにかく読んでみます。


できれば日本モンサントの圃場見学会にも行ってみたいな。