ほにやら日記(翻訳のお仕事と通訳訓練)

翻訳したり短歌書いたりギター弾いたりしてます。一人で通訳の訓練をしてます。

訳出品質

通訳学校は平日夜なので、毎週火曜、仕事が終わってから大急ぎで直行しています。

まだまだ持久力が足りないため、授業の中でのパフォーマンスは仕事の忙しさに左右されています。
前回の授業には、かなりの準備をして挑んだのにボロボロ。
頭の中での処理が止まってしまいました。

メモリ使用率が高くなって、処理が遅くなってるPCみたい。
仕事場で覚えた用語、「OOM (out of memory)」問題が頭で起こっている模様。

先週は、通訳ではなく翻訳が立て込んでいた後に授業に出たら、びっくりするくらいボロボロの訳出になりました。
前回の復習なのに内容を全部出せなかったのと、あれだけ気をつけようと思っていた「商品になる訳にする」をすっかり忘れていたのでした。
実力が足りないのもあるけれど、(通訳でなく)翻訳でも脳の疲労を実感しました。

ちなみに教材は歴史に関するものでした。
本も読み、自分なりにある程度理解できていると思ってましたが、授業の中ではかなり短い文で、あれ??え?と、思考が止まってしまいました。
でも、これは聞き取れなかったわけではなく、自分が予習で理解した史実と違うことを言われたからでした。

こういう時に冷静に話者の言ってる通りに訳せるようにしなければならないですね。
今の仕事場で、数年前に同じような状況(史実じゃないけど)に何度もあっていたのにすっかり心構えが抜けていました。

混乱すると余計な負荷がかかってさらに訳出が悪化する。

そんな状態に焦って聞き取りに負荷がかかる。

情報を編集するのに時間がかかり焦る

どうしようもない状態に陥る



あな恐ろしや