ほにやら日記(翻訳のお仕事と通訳訓練)

翻訳したり短歌書いたりギター弾いたりしてます。一人で通訳の訓練をしてます。

変だよ、古生物

友達にアノマロカリスの存在を教えてもらって以来、すっかりカンブリア紀の独特な化石群に心を奪われていたのですが、ついに実物を見てきました!

 

国立科学博物館の特別展「生命大躍進」です。

昨日は記念講演があったので、歯医者で歯を削った後に行ってきました。

演者はジャン・ベルナール・キャロン博士、フランス語アクセントの残る聞きやすい英語でした。

通訳は道木のぶよさんでした。

講演自体が目的で行ったのですが、通訳の仕方の勉強にもなりました!(ちなみに逐次通訳でした)

 

実は定員100名、30分前から整理券配布、とあったので多分そんなに混んでないんだろうと思いつつ念のため1時間前(つまり整理券配布の30分前)に行ったら、すでに長蛇の列。

整理券配布もなくなったようで、直接ならんで一時間待ちました。多分私は80番目くらい。。。

 

満員で入れずに係員にずっとクレームをつけていた男性もおり注目度の高さを実感しました。

 

講演内容は全体論でとても分かりやすかったし、ホンの2週間前に発表されたハルキゲニアの目(つまりどっちが頭か分かった)の話もありました。

 

 

話を聞く前に知識を増やそうと、木曜日から急いで「ワンダフル・ライフ」を読みましたが、その時点からもかなり新しい発見や解釈改定があり、楽しめました。

展示も、カンブリア紀が充実しており大満足。

 

一つだけ感じたのは、親子連れが多かったのですが子供って展示ケースをべたべた触っちゃうんですよね。

あれ、どうにかしてほしい。油や汗で中がよく見えなくなる。。。

大人だけしか入れない時間帯を作ってほしいなー、と思いましたが、大人でも触る人はいるかも。

 

 

よくわかんないのは、展示はあまり見ずに標本と説明の写真をとってどんどん進んでいく人(大人子供とも)。

忘れちゃわないのかしらん?

 

 

ヘンテコ古生物に集中した後にイルカの映像を見たら、わ、変な形態!と思いました。

頭に呼吸孔があって、哺乳類なのに魚みたいなんですよね。

 

普段なんとも思ってないのに、なれってすごい。