ほにやら日記(翻訳のお仕事と通訳訓練)

翻訳したり短歌書いたりギター弾いたりしてます。一人で通訳の訓練をしてます。

とりあえず、できるだけやる

曖昧な目標ですが、今年はできるだけなんでもやってきたい
と思うのです。

ここ数年貧血のせいか、活動的に動けなかったり、だるくて体が動かずに諦めた数々を、やれるだけやる!


まずは、通訳学校の予習と通勤時間(片道一時間半)を言い訳にしてきたんですが、今更自分で自分に言い訳するのもカッコ悪いので
やります。


まずは、読書。


年上の人と話してると、明らかに自分の教養基盤が弱いな、と感じます。
通訳で今後も仕事をしてゆくなら、言語処理能力はあげないとね!
なので、日本語は乱読で知識のテコ入れ
英語は質の良いものを身につけてゆきます。


という流れで最近読んで、心に響いたのは


(読んだ順)
スーザン・ピンカー なぜ女は昇進を拒むのか
坂東眞砂子 子猫殺しを語る
上野千鶴子 湯山玲子 快楽上等



別にフェミニズムの勉強をしようと思ったわけでもないのに、少しずつ繋がっているのが不思議。


スーザン・ピンカーの本は、読んだ後、これまでムカついていた男の行動の一部をちょっと落ち着いて見れるようになった気がします。

昇進をするような職にはついてないけど、働いている人には面白い本だと思う。


坂東眞砂子の、子猫殺しの騒ぎはリアルタイムでは知りませんでした。
坂東さんが亡くなったというニュースを見て、思い立ってこの本を読んでみました。
人間と、他の生き物の関係について考えさせられます。
動物を飼うこと、食べること、など。
宮崎駿の「風の谷のナウシカ」にも通じますね。



上野千鶴子湯山玲子の「快楽上等」は、対談本です。
スーザン・ピンカーが帰納法なら、こっちは演繹法っぽいです。


この他にも楽しかった本、ムカついて途中で投げ出した本もあるけど、今の所順調に読めてます。


さて、昨日通訳学校の新学期が始まりました

今度は予習も、「授業のため」というより教養をつけるために前学期より深く広くやってきます。

鬼門の政治経済に力を入れないとな〜。