ほにやら日記(翻訳のお仕事と通訳訓練)

翻訳したり短歌書いたりギター弾いたりしてます。一人で通訳の訓練をしてます。

(告知) 南部スーダン住民投票 ロケ&監視帰国報告会

南部スーダン住民投票 ロケ&監視帰国報告会


今年1 月9 日から15 日まで、南部スーダンの帰属を問うレファレンダムが行なわれました。
その結果、98.83%の人々が南部の分離独立を選択し、
2月7日バシール大統領もこれを受け入れる大統領令を出しました。
200万人以上の犠牲者を生み、30年以上続いた第二次スーダン内戦の結果、
南部スーダンの人々は初めて自分たちが中心となる国を持つことになります。
2005年の包括和平協定の最終段階に行なわれたこの住民投票の意義と、
スーダンの今後を考える会を開きます。



2月17日(木)19時〜20時半

JICA地球ひろば301(入場無料)

http://cvp1.web.fc2.com/document/2_17flyer.pdf



【内容】

1. 住民投票までの経緯(河合憲太)

2. ビデオ報告(大宮直明)

投票日前後のジュバの様子とSPLM・分離推

進運動派・ムスリムリーダー・監視団員ら

のインタビューをお見せします。

3. 住民投票監視団員の見たスーダン

JICA 専門家としてスーダンに駐在し、今回

の監視団メンバーでもある渡邉恵子さんにお話を伺います。

4.質疑応答



主催:CVP (Creators for Vulnerable People)

参加ご希望の方は、abubayaaba@yahoo.co.jp 宛てに

メールでご予約をお願いします。

お問い合わせ090-34633917(大宮)



発表者プロフィール


河合憲太(かわいけんた)


(社)青年海外協力協会 企画開発課主任。CVP事務局長。1997年〜2000年 青年海外協力隊インドネシア派遣(職種:水球)。2002年アムネスティ・インターショナル国際事務局(ロンドン)で東南アジア諸国の人権擁護運動に従事。2003年〜2005年JICAジュニア専門員(平和構築)としてインドネシア東ティモールの平和構築案件を担当。2006年〜2007年JICAインドネシア企画調査員としてマルク州「紛争地域のコミュニティ再建プロジェクト」を担当、アンボン島の現地事務所にて実施運営管理を行う。



渡邉恵子(わたなべ けいこ)


FASID国際開発研究センター次長代理。2004年、名古屋大学大学院国際開発研究科より博士号取得。2006年4月より2年半JICA援助調整専門家として、スーダンの対外援助窓口である国際協力省に勤務。南北両スーダン政府とJICA支援との調整を行う。帰国後もスーダンに関する研究論文、調査報告を執筆。2010年4月のスーダン初の総選挙での日本政府選挙監視団に続き、2011年1月の南部スーダン住民投票にも日本政府監視団の一員として参加。



大宮直明(おおみやなおあき)


映像制作者。CVP代表。1984年より6年間番組制作会社テレコム・ジャパンに勤務。1993年JICA入団。1997年〜2000年、JICAインドネシア事務所駐在中、スハルト政権の崩壊、東ティモールの独立を体験する。2006年フリーランスとして映像制作を再開し、2009年スーダンと日本のお年寄りたちを取材したドキュメンタリー映画『アブバとヤーバ』を自主製作する。現在の関心事は国家や制度という枠組みからはみ出した人たちの状況と逞しさ。主な作品:『尾方美樹の方法と夢』(2008)、『カシ ナマ ジュパン』(2010)。